ぎんなんの効果と毒

ぎんなん

イチョウの実(仁)であるぎんなん(銀杏)は、「生きた化石」と言われ、恐竜がいた時代からあったと言われています。

恐竜がいたとされるのは、今から約2億5000万年~6500万年前と言われています。

銀杏の長い歴史を考えると「生きた化石」と言われるのもわかります。

イチョウの木は、虫がつきにくく、山火事で燃えても春には再び新芽を付けるほど、強い生命力を持っていると言われ、その強さゆえか銀杏は、強精剤としても食べられてきました。

イチョウの木は、裸子植物なので実(果実)はなりません。食べているぎんなん(銀杏)は「種子」の部分です。


殻に線が入っています。

この線が二面のものと、三面のものがあります。

二面のものは雄で、三面のものが雌です。

青色のぎんなんと黄色のぎんなん

殻を割ると、中のぎんなんが青い色をしたものと、黄色くなったものがあります。

木になった状態のもの、鮮度が良いものが青い色をしています。ツヤがありヒスイ色をして、もっちりとした食感が特徴です。

料亭などではこの青い色をしたぎんなんが使われています。

熟して地面に落ちたものは黄色くなっています。

さらに鮮度が落ちてくるとツヤがなくなってきます。

青い色をしたぎんなんが高価で、黄色くなるにつれ価値が下がります。

殻を外し水煮や缶詰などの加工されたぎんなんのほとんどが黄色になったぎんなんです。

しかし、黄色くなったぎんなんを青色に着色して販売している場合もあります。青い色をしているので新鮮と思ってしまう人もいるようです。

着色が心配な場合は、着色されていないか確認して購入しましょう。

ぎんなんの効果と毒

秋は乾燥し、肺や呼吸器系の機能が低下しやすくなります。

ぎんなんは、肺を潤し、咳やたんを鎮める効果があるとして、古くから生薬「白果」としても使われています。またイチョウの葉も「銀杏葉」という生薬として使われていて、咳止めに効果があると言われています。

最近では、物忘れやボケ防止に効果があるのではないかと注目されています。

ぎんなんは、糖質を多く含んでいるため、エネルギー源となりビタミンやミネラルも多く含まれています。

そのため高い疲労回復効果があると言われています。

ただし、ぎんなんには毒素となる成分「メトキシピリドキシン」が含まれていますので、多量に食べ過ぎると中毒を起こしてしまいます。

あくまでも目安ですが、食べる時は、7~10粒程度が適量と思われます。

特に子供が食べる時は、注意が必要です。

ぎんなんに限らず、どんなに体に良いとされる食べ物でも過剰に食べ過ぎてしまうと、逆に毒になってしまいます。

バランスが大切です。
 

イチョウの木は万能

イチョウは、実(種子)や葉は食材や生薬として使われますが、イチョウの木も料理には欠かせないものです。

料理人がよく使っているまな板の材料がイチョウの木です。

イチョウは虫がつきにくく、強くて抗菌性があり、水はけがよく腐りにくいため、まな板に一番適していると言われています。

また、イチョウで作ったまな板は、包丁の刃当たりがやわらかいので、包丁の刃を傷めにくいので、プロの料理人が好んで使っているのです。

他にも、匂いが残りにくい。カビが生えにくい。木が反りにくい。傷が残りにくいという利点があります。

包丁にこだわる人は最近増えてきましたが、まな板との相性まで考える人はまだ少ないのです。

包丁と相性の良いまな板を選べば、包丁の刃を長持ちさせることができ、食材の切り口がきれいで、食材の繊維を潰すことがないので、食材から旨味や水分が出にくく、料理がおいしく仕上がります。

イチョウの木のまな板を購入する時の注意点

イチョウのまな板を購入するときは、雄の木で作られたものを購入して下さい。

イチョウの木は、雄株と雌株があります。雌はぎんなん特有の臭い匂いがします。

安いからという理由でイチョウのまな板を購入すると、雌の木で作られている場合があります。

あの独特の強烈な臭いがして、食材に臭いが移ってしまいます。

イチョウのまな板を購入する場合は、専門店で必ず確認して購入することをお勧めします。

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