秋に食べたい旬の野菜 低カロリーの芋とは

里芋

里芋は、縄文前期には日本に伝わり、稲よりも早く栽培されていたと伝えられています。
米の代わりに主食とされていました。
芋類の中では、最も低カロリーです。

里芋の独特のぬめりは、ガラクタンという多糖類に、タンパク質が結びついた成分で、体内に入るとグルクロン酸という成分になり、肝臓を保護する働きや、胃腸を保護しタンパク質の消化と吸収を高める働きがあります。

またぬめり成分であるムチンも多く含まれていて、血中コレステロール値を低下させたり、高血圧や動脈硬化の予防に効果的と言われています。
さらに、食物繊維カリウムも多くふくまれています。

食物繊維は、腸内の老廃物を排出し、便通の改善に効果的です。

さば、さんま、いか、たこなどタウリンの多い食材と合わせると、肝臓の働きが高まります。
カリウムは、芋類の中でも多く含まれています。腎臓の機能を高め、むくみ解消に効果的な成分です。
 

里芋は乾燥と寒さに弱いので、泥付きのまま新聞紙で包んで、風通しの良い場所で保存します。
泥付きで、ふっくらと丸みがあり、表面にコブやひび割れがなく、中の実は赤く変色していない白くてツヤのあるものがよい。ビニール袋入りのものは、水滴がついていないものを選ぶと良いでしょう。

むきにくい皮は、どうすればいい?保存方法は?

里芋は、皮のまま3分ほど茹でて、冷水に落とし、手でむくと簡単に皮をむくことができます。
10分~20分ほど茹で、同じように冷水に落とし皮をむいて、水分を拭き取って冷えたらフリーザーバッグに入れ冷凍保存もできます。
火が通っている分、調理時間が短縮されるので便利です。
泥付きや皮をむいた生でも冷凍保存できますが、調理をするときは、茹でて冷凍したものが時短調理ができ便利です。

里芋の品種

京芋 地上に伸びる姿がたけのこに似ている所から、たけのこ芋とも言う。

えび芋 京野菜の一つで、唐芋(とうのいも)を特殊栽培して、湾曲させたもので、粘り気が強い。

石川早生 丸い形の小さな芋、実は柔らかく風味が良い。衣被(きぬかつぎ)にされる。「衣被」とは、衣を脱がすように食べるところからこの名がついた。

八つ頭 親芋と、小芋が結合している見た目からこの名がついたと言われる。ほっくりとして味がよく、煮物によく使われる。また縁起物としておせちに使われる芋。

土垂(どだれ) 粘り気が強く、柔らかい芋。関東で多く栽培されています。

ちば丸 土垂を改良した千葉県の新種。クセがなくさっぱりとした味。白く丸い形が特徴の品種。

八幡芋 新潟県佐渡在来種で、細長い形が特徴。粘り気が強く、のっぺ汁に使われる。

セレベス 赤みを帯びていて、ぬめりが少なくホクホクしている。別名赤芽。

伝燈寺里芋 金沢市伝燈寺町で栽培されている品種。粘り気が強くもっちりとしている。また、茎(ずいき)も食べることができる。

ハス芋 葉柄を食べる品種。

ずいき芋 親いも、小芋、葉柄、葉全てが食べられる品種。

いもがら 茎のことで、生のものと乾燥させたものがある。

里芋の効果的な食べ合わせ

里芋といか  「里芋といかの煮っころがし」など
肝機能アップと、健脳効果が期待されます。

里芋とこんにゃく  「筑前煮」「里芋とこんにゃくの田楽」など
便通改善、美肌効果が期待されます。

里芋とえのき茸  「里芋とエノキのしょうゆ煮」など
血中コレステロール予防と、高血圧の予防が期待されます。

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