秋に食べたい旬の野菜 茄子の効果的な食べ合わせ

茄子

茄子は8世紀頃、中国から日本へ伝わりました。原産国はインドです。
茄子の皮には、ポリフェノールの一種である「ナスニン」というアントシアニン系の色素が含まれています。
アントシアニンは、ブルーベリーにも多く含まれていることで有名で、アントシアニンは「ロドプシン」という目の網膜にある紫色の色素の再合成を助ける効果があるため、目の疲労回復や視力の回復に良く、また活性酸素の働きを抑制したり、血管をきれいにして、動脈硬化や高血圧の予防に良いと言われています。
 

茄子は、体の熱を冷まし、カリウムが豊富に含まれているため、水分代謝を促し、血の巡りを良くするなどの働きがあり、喉の乾き、目の充血、ほてり、腫れ、イライラ、ニキビなどの「熱」が原因の症状の改善に効果があると言われています。

ナスニンは皮に含まれているので、皮はむかずに調理するのが理想的です。

ナスニンは水溶性なので、切った後水に長く浸けておくと流れ出してしまいます。

ビタミンCを含むものと一緒に摂ると効果が高まります。

熟し過ぎた茄子には、毒があると言われています。鮮度のいい茄子を選びましょう。選ぶポイントは、ツヤがありふっくらしているもの。ヘタに棘があるものが新鮮です。

茄子の種類

代表的な茄子を紹介します。

米茄子 アメリカ種を改良した大型の品種。ヘタは緑色

水茄子 みずみずしくて、柔らかいのが特徴の品種。漬物などに使われます。

賀茂茄子 京野菜の一つ。京都上賀茂で栽培されている丸い形が特徴の茄子。ずっしり重みがある。田楽に向いている。

長茄子 長さが30cmくらいになる柔らかい茄子。焼き茄子、炒め物、田楽、揚げ物など幅広く使える。

赤茄子 アクが少なく、種も少なめの柔らかい大型の品種。色は赤紫色。

ばってん茄子 熊本の新種。甘みが強く、水分が多い。アクが少ないので生でも食べられる。

沖田茄子 山形県の在来種。皮が薄く小ぶりの丸茄子。漬物に向いている。

タイ茄子 ピンポン球のように小さな丸型の茄子。硬くて種が多いのが特徴。煮込み料理に向いている。

ゼブラ茄子 しまもようの茄子。別名イタリア茄子。果肉は硬め。

青茄子 加熱すると柔らかくなるので、焼き茄子や田楽によく使われます。別名緑茄子。

白茄子 真っ白い茄子。加熱するととろっとした食感が特徴。茄子の最大の特徴であるナスニンは含まれない。

茄子の保存方法は?

風に当てないようにすれば常温で2~3日保存できます。

冷蔵庫に入れる時は、茄子は風に当たると弱いので、新聞紙で包んでビニール袋など風を通さない袋に入れて保存します。

切ってザルに並べて天日で干します。2~3時間天日に干すだけでも旨味がアップします。

天日干しで完全に水分を飛ばしてしまえば、長期保存ができます。水で戻して、煮物や味噌汁などに使えます。

焼き茄子や揚げ茄子は、冷凍保存ができます。焼き茄子は、焼いて皮をむき、冷えたらラップに包んで、またはフリーザーバッグ等に入れて冷凍します。
 

茄子の効果的な食べ合わせ

中国の薬物学の本である「本草綱目」(ほんぞうこうもく)に「茄子は熱を冷まし、古い血を除き、痛みを鎮め、腫れを抑え、腸の働きを良くするが、体を冷やすために多く食せば、腹痛や下痢を起こし、婦人は子宮を弱める」と記されています。

冷えから体を守るため、にんにく、唐辛子、生姜、山椒、ねぎなどの体を温める作用のある食材を一緒に摂る事や、油での調理をする事で、バランスをとります。
 

茄子と豚肉  「茄子と豚肉の味噌炒め」「麻婆茄子」など
疲労回復や高血圧の予防が期待できます。

茄子と大根  「茄子のおろし煮」など
口内炎、口臭予防が期待できます。

茄子とオリーブオイル  「茄子のペペロンチーノ」など
コレステロールの抑制が期待できます。

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